2018年11月4日日曜日

戦争のお話

こんにちは。イージーピース店長倉島です。
デイサービスのスタッフを退職して、今現在は看護助手をしています。介護の現場は慢性的に人が足りないですね。第一線で活躍している皆様、お疲れ様です。

高齢の患者さん、利用者さんとお話しする機会は過去にも今も沢山ありますが、男性の方は特に、戦争の話をされます。私は不謹慎?なのかも知れませんが、子供の頃から戦争の話を聞くのが好きでした。自分の知らない、想像もつかない体験、そんな世界をお爺さんが沢山知っているので、尊敬していました。

私が小学生のとき、国さんという近所のお爺さんがいて、国さんがうちにお茶を飲みに来るたびに私は戦争の話をおねだりしていました。国さんはいつも、戦争の話を面白く話すのです。”フィリピンに行ってなー、バナナばっかり食っていた。””ニコチン中毒の子供が沢山いて、大人が捨てたタバコを拾って噛んでいた。””マングローブという木なー・・・”こういう話に、うんうんと夢中になって聞いていた小学生の私でした。私の祖父は、習字の先生だったので、重要書類を書く係だったらしく、戦争に行かずに済んだそうです。

そして私は、自分の生まれ故郷宮城県を離れて今、長野県に住んでいますが、長野県のお爺さんたちも、戦争の話をするのです。日本全体で戦争していたのは承知していますが、本当に日本中で戦争していたんだと実感します。そうして、祖母が沢山焼夷弾が落ちてきた話をよくしていたんですけど、長野のおばあちゃんたちも、焼夷弾の話をするのです。

日本全国で戦争・・・もうそんな時代が来ませんようにと祈っています。皆さんのところのお爺さんお婆さんは、どんな体験をしたでしょう。



0 件のコメント:

コメントを投稿