2018年11月18日日曜日

スゴいお年寄りたち

施設に入ったり、デイサービスを利用する方たちの過去の話を聞くと、本当に感心、尊敬する方たちが沢山いらっしゃいます。

東京でブティックをオープンさせて、結構な売り上げを上げていたおばあちゃん。
美空ひばりのバックバンドをやっていたおじいちゃん、
仙台の街で米兵をけちらしていた、やんちゃなおばあちゃん、
〇ヘクタールの農場を営んでいたおばあちゃん、
社長さん、
校長先生・・・
そういう方たちが過去の話をすると、聞き入ってしまいます。


その中で、戦争時、小柄で病弱ながらも、かなりの努力をして階級がアップしたおじいちゃんがいらっしゃいました。小さい村の皆から日本国旗に寄せ書きされて、盛大に送り出された模様です。そういう写真を盛り込んだ自叙伝を自費出版するという、文才もある方です。
ある日、安倍政権下、安保法案成立というニュースが飛び込んできました。一人息子がいる私は、とてもお国のために息子を差し出すことはできないなと思いました。一緒に山に籠ろうかとも思いました。
その話をそのおじいちゃんにしてみました。
そうしたら、大反対されました。国に行けと言われたら、戦争に行くべきだと。学校では先生に、会社では社長に、日本に住んでいれば国の言うことを聞くべきだそうなんです。

まぁ、それはそうなんですが、なんだか複雑な心境になりました。


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